ぽんたの日記

子の引き渡し審判、離婚裁判、面会交流調停などの裁判記録

子の引き渡し審判~判例~

まるで自分の審判をみている様だったのでご紹介します。

共同監護中の子供(当時三歳)を一方的に連れ出した夫の行為は、妻の監護権の侵害する違法行為であり、現状が未成年者の福祉に反するとして、引き渡しを命じた審判です。

http://www.trkm.co.jp/danjyo/17050701.htm

こんなに瓜二つの様な出来事が、他でも起こっているとは驚きでした。審判の費用が相手持ちなのが、ちょっぴり羨ましかったです。
この辺りは弁護士の腕の差かなと思う。私の弁護士は、良くも悪くも淡々とした弁護士だった。魅せるのが上手ければ、良い弁護士なのかもしれない。

おしまい

自称イクメン

旦那は自称イクメンだった。

イクメンとは

イクメンプロジェクトによると、イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと、らしい。
イクメンがもっと多くなれば、妻である女性の生き方が、子どもたちの可能性が、家族のあり方が大きく変わっていくはず。そして社会全体も、もっと豊かに成長していくはずとのこと。

私のイクメンイメージは、仕事もしっかりして育児にも協力的な旦那を指す。毎日生活していく上で、お互いに協力し合うことで、育児の大変さが均等に分担出来れば、それに超したことはない。専業主夫イクメンと言うのかはよく分からないが、感覚的には旦那が専業主夫ならば、一家の大黒柱となる妻が育児協力者になるのではないだろうか。

それに引き換え、自称イクメンの旦那は協力し合うどころか、人の生活、人生の邪魔ばかりして協力し合えない、そんな人だった。

自称イクメン

特徴をまとめてみました。

1. イクメンであることを利用する。
自称イクメンは、イクメンであることを利用します。旦那も就活中にも関わらず、自分はイクメンだから育児休暇を取るし、時短勤務をする、などと言っていたらしい。そんなだから、勿論、就職は出来なかった。そもそも育児休暇は1年働かなければ取得出来ないし、まだ結婚すらしておらず、生まれてもいないのに、人事の方もさぞかし困っただろう。

2. 言い訳が多い
言い訳ばかりで実際は何もしない。

  • 洗濯をして欲しい→生地が痛むし、不経済だから、毎日洗う必要などない。
  • ご飯は作れないけどどうするの?→コンビニ弁当をお皿に移し変えれば良い。レトルトの方が栄養面で優れている。
  • 毎日掃除して欲しい→毎日汚れに触れていると耐性ができ、体が強くなる。
  • 窓を開けて換気して欲しい→砂が入って掃除しなきゃいけなくなるし、ゴキブリが入ってくるから嫌だ。
  • 仕事をして欲しい→日本人は働き過ぎとムヒカ大統領も言っている。奴隷の用に働きたくない。

3. やたらとジェンダーと言う単語を使う
そんな事言う前に、私より完璧に家事をして掃除をすればいいだけの事なのだが、そうしようとは考えずに働いて欲しいと訴える私に女尊男卑とうるさい。

4. 常に褒められたい、認められたい
連れ去りの時も、自分はガリッガリに痩せながらも一人で立派に子育てしたんだ、と自画自賛していた。そんなこと、連れ去られ母に言われても、殺意しか生まれない。突然母親から引き離された子供の身には、全くならないのである。というか、そんな思考にならないんだろうな。

まとめ

自称イクメンの旦那は、基本何もしたくないのだ。イクメンと言う言葉を巧みに利用し、働かないことに対して社会的な体裁をつくろっているだけなのである。本当に旦那が家事をしっかりこなせるのならば、自称イクメンでも何の問題もない。しかし、これまでも何もしてこなかったので、勿論、何も出来ない。家で何をしているのかと思えば、ダラダラと録画したテレビを見続けたり、ネットサーフィンしたり、音楽を聴いてはギター弾いたりしているのである。それを指摘すると、テレビを観るのに忙しいんだ、と屁理屈を述べる。生活力がないので、いちいちあれしてこれしてと指示を出さないと何も出来ない。しかも誉めないといじける。彼があやせば子供は泣くし、はっきり言って、邪魔なだけなのである。

こんな男性ばかりが増えるのなら、イクメンプロジェクトのイクメンの定義を変えて欲しいと切に願う。

皆さんも自称イクメンにはご注意ください。

子の引き渡し答弁書

7月の初旬に旦那からの答弁書が届いた。

保全処分答弁書

第1 申立ての趣旨に対する答弁
申立人の申立をいずれも却下する。
との審判を求める。

第2 申立ての理由に対して
1.当事者等に対して
(1)別居状態との点は否認ないし争い、その余は認める。お互いの居住の鍵を渡して自由に行き来できる状態にあるため、別居状態とは言えない。
(2)認める。相手方はDNA鑑定を行った上で未成年を認知している。
2.未成年者の出生、養育状況に対して
(1)認める。
(2)認める、認めないの混在。
相手方は申立人の了解を得て未成年者を相手方の居住に連れてきたものであり、連れ去ると言う表現は不適切である。連れて行く時も荷物を運ぶために自動車と部屋を3往復もしたが、申立人は協力的だった。その後のメールによる「未成年者をよろしくお願いします。」など発言しており、連れ去りでないことは明らかである。また、相手方も未成年者の出生後から申立人と協力しながら育児にあたってきたのであり、あたかも申立人のみが育児にあたってきたかの様な「申立人が一貫して」との表現は誤解を招くものである。
(3)相手方もつけていた部分もある。
3.未成年者の連れ去り、現在の状況に対して
(1)相手方が申立人の家を出たことは認めるが、その余は否認する。
相手方が家を出たのは、申立人が以前付き合っていた男性とのプリクラを今も大切に財布に保管していたことが分かり、深く傷ついたためである。また、現在もその関係が維持されていると強く疑い、未成年者の養育の場として極めて不適切であるとの考えから、申立人の承諾のもと、未成年者を相手方の自宅に連れてきたものである。
(2)否認する。
申立人は自らの兄妹と共に相手方の自宅を訪れ、未成年者に会っている。また申立人は、相手方が院長を務めるクリニックを訪れ、15分ほど未成年者と散歩をしている。
(3)いきさつの詳細については争う。
申立人はLINEにて、「〇〇ちゃんをよろしくお願いします。本当にありがとうございます。」、「〇〇さんは仕事ですか?仕事中は、お母さまが面倒を見ているのですか?たくさん可愛がってあげてください。よろしくお願いします。」と発言し、その他にも「〇〇さんは、自分を犠牲にしてまで頑張っていると思います。」、「君が〇〇ちゃんをしっかりみててくれて嬉しいです。」、「1人で頑張れる?頑張れるんだよね。可愛いから苦じゃないんだよね。わかるよ。」と発言している。「再三にわたらい未成年者を返すように求め」ていたという状況ではなかったことは明らかである。
~中略~
相手方のメールの中に申立人指摘の表現があったのは事実であるが、これまでの経緯に鑑みれば、それが相手方の本意ではないことは誰の目にも明らかである。例えば「一億円」との発言が出たのは、申立人が「1億円あればお父さんがいなくてもいい。」といった暴言を吐いたことに対する抗議の意味を込めたものであり、申立人も十分に理解していたはずである。
しかるに、申立人は、自らに不都合な言動には一切触れず、そのような発言が出た経緯や前後関係を殊更無視して、言葉の一部だけを意図的に切り取り、それをいわば揚げ足取り的に非難しているのである。到底フェアな姿勢とはいえないし、かかる姿勢が物事の正確な理解の妨げとなるものであることは極めて明らかである。
なお、付言するならば、「新しいママを探します」とのメールは1億円より以前のメールであり、申立人の主張には物事の前後関係といった基本的事項にも誤りがみられる。
4.本案審判の係属に対して
認める。
5.保全の必要性に対して
(1)否認ないし争う。
後述の通り、相手方の養育状況には何ら問題はなく、未成年者は健やかに成長しており申立人の主張は全く根拠がなし。申立人は、相手方がゼリーやパン以外にも離乳食を与えていることを知りながら、あえて虚偽の主張をしているのであり、極めて悪質と言うべきである。
なお、不言するならば、離乳食初期に主要栄養素をもたらすのは哺乳であり、重要な観察事項は哺乳の量や回数、尿量や便通、体重である。7か月時期の離乳食については、栄養素のメインではなく、あくまで食べる練習や食への興味などの精神発達、味覚や嚥下・消化機能の発達促進、、唾液分泌や乳歯の促進、そしてアレルゲンへの積極的暴露にすぎずそのような趣旨で食事内容を選定すべきことになる。申立人の「栄養に偏りのない離乳食」との表現には、まだわずか齢7か月と言う時期に「必須栄養素を離乳食で賄う必要がある」と主張するのに等しいものであるが、かかる主張が無知や誤解に基づくものであることは、前述のとおりである。
(2)否認ないし争う。
前述のとおり、未成年者が体調を崩したのは、申立人が通わせていた保育園の環境によるものであって、現在未成年者にそのような症状は全くない。加えて、相手方は医師であり、未成年者の体調の管理については通常人よりも豊富な知識があることは明らかである。「未成年者の栄養失調や体調不良に陥る危険性」との申立人の主張には何ら説得的根拠は認められない。
(3)争う。
保全の必要性は全く認められない。
6.未成年者の監護者を申立人に指定するのが相当であること(本案審判認容の蓋然性)に対して
争う。
申立人の居住する住居が未成年者を養育する場として不適切であることは前述のとおりである。
後述のとおり、現在相手方の未成年者に対する養育状況、養育環境には何ら問題は認められず、申立人の主張は全く根拠がない。
申立人は「相手方の家にはビールの空き缶がうず高く積もっているような状況である。」などと述べて写真を提出しているが、そもそもその写真は2010年頃のものであり、当然現在のものではない。前述のように、申立人は、相手方の自宅を訪れ、未成年者の養育環境を直に確認しておりその状況を知悉しているはずである。にもかかわらず、申立人は、それと何ら関わりのない何年も前の写真を、それと分かりながら、あたかも現在の養育環境であるかのように利用しているのである。これも前述の「離乳食」に関する主張を並んで意図的に裁判所をミスリードするもとの言わざるを得ず、悪質性の高いものである。

第3 相手方の養育環境について
相手方は開業医であり、養育の時間については融通が利く。
自らが院長を務めるクリニックに出勤するのは、木、金、土曜日であり勤務時間は木、金が午前11時から午後8時、土祝日が午前10時から午後6時である。そして、木と土はおよそ隔週勤務となっている。ただし、上記勤務時間も問診が中心であり、勤務しながらの養育も十分に可能である。
月、水、日、および、木、土の隔週は休みである。したがって、この曜日は、自宅にて養育にあたることが可能である。
火曜日は、午前中は訪問診療、午後は外来を担当しているため、この曜日だけは、自ら養育にあたることが出来ないので、保育園を利用している。
相手方は、自ら育児にあたるときには、詳細に育児日記をつけており、未成年者の健康、発育には万全を期している。
以上のとおり、未成年者の養育環境には全く問題がない。
なお、申立人は平日は毎日9時から午後4時まで勤務していることから、仮に申立人が養育することになれば、平日は保育園に預けることは避けられないし、同保育園においては、前述のように風邪や下痢に反復して感染したという事実もあり、そのことは申立人自身も認めている。また、申立人居住の場が未成年者の養育の場として不適切であることは前述のとおりである。さらに、申立人自身、相手方が未成年者を養育することを容認する旨を表明している。
以上の状況からすれば、現在の相手方の元でる養育環境より申立人での養育環境が優れている等といことは全くありえないものである。

添付資料)ざっと100枚くらい
・陳述書
・LINE
・メール
・プリクラの写真
・私の通帳の写真
・未成年者の笑顔の写真
・保育園での保育記録
・育児アプリをプリントしたもの

審判答弁書

第1 申立の趣旨に対する答弁
申立人の申立をいずれも却下する。
手続き費用は申立人の負担とする。
との審判を求める。

第2 申立の理由に対して
御庁、平成〇〇(家〇)第〇〇号事件における答弁書と同じであるので同答弁書を援用する。

以上

働かない旦那の心理

裁判には関係のない記事を一つ、暇つぶしにどうぞ。

旦那フリーター宣言!

旦那はどうやらフリーターとしての道を歩む事にしたみたいだ。離婚訴状の反対書面にその考えを堂々と書いて提出してきた。
子の引き渡し審判が終わり、離婚調停中に院長として働いていたクリニックをクビになった。お陰で、婚姻費用は、2万円と微々たる金額だった。これなら扶養手当を貰う方がはるかにマシである。私に対する嫌がらせ目的としてのフリーター宣言なのか、本当に働くつもりがないのかは不明だが、数ヵ月前までは月100万は稼いでいたのにと思うと何とも腑に落ちない。

フリーター医師の収入

旦那は現在週1日午後の外来と2週に1度午前中の訪問診療を引き受けているようである。それで月25万程度の収入になるらしい。他に夜勤や休日の勤務を引き受けるだけでも確かに充分生きていける。

フリーター宣言した旦那の言い分

ムヒカさんの本読んだら?と本を渡された。

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ

仕事に人生を費やすな、幸福を追求しろってことだよ。消費社会のために人生をムダにするなと言ってるのであって、お金を稼ぐなとは言ってないし、お金を否定してるわけではない。お金は価値を担保してくれる単なる手段。あなたが何かを買おうとするときに、あなたはお金で買うわけではなく、そのお金を稼ぐために費やした時間で買っている。だから、消費社会に翻弄されると、人生の大切な時間は仕事をしてお金に稼ぐためだけに消えていく。それが幸せなのですか?
と問いかけてるの。
端的に言えば、欲を減らして、仕事の時間を削って、本当の幸福のために時間を使えって言ってるの。時間だけが全ての人に平等に与えられた財産だから。
僕は時間が何よりも大切だと思ってる。時間だけは買えないから。時間を大切にするために、生きていくのに必要なお金を短時間で稼ぐ。ちゃんと考えてる。

仕事の評価=お金
だよ。
名誉や自尊心じゃお腹は満たされない。
この世は綺麗事ではなく、合理性で出来ている。

これが彼のフリーターの道を正当化する理由となった。

そもそも旦那は働かない人間だった

私たちは学生時代からの付き合いであった。私はずっと旦那が社会に出る事を夢にみていた。はっきり言って、旦那の人間性に問題がある事には、付き合った当初から気付いていた。社会に出れば人間性やら根性やら叩き直される事を期待していた。勉学が出来た旦那は、医師免許の取得、そして専門医の修得までは何とか頑張ったようだ。しかし、本当に医者になりたくてなったのではないので、何の志もないのだ。だからプライドを持って働く医師を面倒臭い奴らと言って嫌っていた。この点は誰かのために働くムヒカさんと全く異なると思うが。。。ムヒカさんは人の為に働き、必要最低限の収入で生活をしているんだけどな。貴方は子供の為にも働かず、物に溢れて外食に頼る消費社会の中でしか生きていけない生活をしてるんですけど。
旦那の隣で見ていて気づいた事は、要領がいいと言う事。大学定期試験は一夜漬けだったし、国試もたった3ヶ月の準備で合格していた。勉強時間は多くないが、ギリギリのラインで通過していく。彼は常にそんな生き方をしていた。今思えば、如何に楽するかばかり考える旦那は、確かに昔から働かない人間だった。

私はこれまで旦那と腹をくくって戦わなかった事を反省する。いや、戦ったのだが、本人同士これ以上戦うと殺し合いになるので、最初から司法に頼れば良かった。学生時代は生活費として月4万円渡していたし、くっついたり別れたりする過程で400万円支払った。冷蔵庫や洗濯機、ソファー、ベットも彼の言い分通り渡してしまった。婚姻前もゴタゴタし500万の私財を支払った。どれも旦那と本気でやり合うことが面倒だったからだ。で、結局は、離婚することになった。訴訟費用も全て自腹。何とも高い勉強代となってしまった。旦那への同情心は消え毛嫌いするようになれたのは良かったが、なんともアホくさい限りである。

ちなみに、私は、働きたい派である。仕事はいつか自分の一部となる位大切なものと考えているし、人生80年を目一杯時間の許す限りやり遂げたいと思っている。簡単に言えば、生き急いでいます。

まとめ

自分は何もしないのに自分の権利ばかり主張する輩とは付き合わない方が良い。働かない理由まで立派な御託を並べ挙げてしまう。結局何もしない理由を探すことに長けており、何もしないことには変わりないのだ。近寄れば搾取され続ける。毅然とした態度で拒否し続けるしかない。これが私が高い授業料を払って得た教訓である。

調査官調査

第1回期日の1週間後に調査官による家庭訪問が行われた。訪問前までは、精神的に不安定になるので、おもちゃやバウンサーなど子供の物を目の届かない所へ仕舞ってあったが、訪問日の前日に連れ去り前の状態に戻した。掃除も年末の大掃除くらいの丁寧さで行った。訪問は午後からのため、仕事は午後休をいただいていた。

調査内容

訪問時間は14時30分から16時までの1時間30分、裁判所で紹介された年配の男性調査官1人での訪問だった。部屋に通して家の中を順に説明した。間取りや家具の配置、部屋の使い方など詳細に確認され、これまでの経緯などを質問形式で確認していった。以下に聞かれた内容を列記した。

  • これまでの経緯
  • これまでの養育状況
  • 一日の流れ
  • 保育園について
  • お互いの仕事について:勤務場所や勤務時間など
  • 家族構成:協力者など確認
  • 旦那の家について:子どもを連れて行ったことがあるかなど
  • 考えられる旦那からの反論:子どもを戻さない理由
  • 今後について

上記以外にも旦那の愚痴や世間話などざっくばらんにしたと思う。用意したお茶やお茶菓子は、職務中とのことて丁重に断られた。持ち込まれる案件は、虐待されている場合が多く、今回の様な案件は珍しいとの話だった。旦那が連れ去りの際に母子手帳を持って行ったことに関心されていたことが強く記憶に残っている。

今回は保全処分の件での調査で、今のところは旦那の方への訪問予定はなく、今後裁判官の判断次第で旦那の家や保育園への調査も行う可能性もあるとのお話だった。調査官の方は、淡々としており、中立の立場で分析している感じをヒシヒシと受けた。

この訪問から1週間程度で調査報告書が届くが、他人にプライベートを分析されるのは嫌なものであった。

第1回 子の引き渡し保全処分並びに本審判

 第1回期日の数日前に旦那に弁護士がついたとの連絡が入った。どうやら親のコネクションで紹介してもらったらしい。弁護士の話によると、こういった案件は父親側の弁護を引き受けたくないものだとの事だったので、引き受けた弁護士も仕方なくと言ったところだろうか。ネットで確認すると人権派の弁護士だった。急に決まったのか、第1回期日の参加は調整がつかないとのことで、我々のみの出廷となった。

前日の弁護士との打ち合わせ内容 

前日に弁護士と当日の打ち合わせを行った。

裁判所との問答は、裁判の尋問や取り調べのように詰問されたり糾弾される目的ではなく、事実関係を把握するだけのものなので、それほど身構える必要はない。聞かれたことに正直に答えれば良いので、NGワードもないとのこと。

少し安心した。以下は、当日の流れの予想。ちなみに、予想はあまり当たった試しがない。

  • 審理を担当する審判委員(男女2名)と裁判官(裁判官は立ち会わない可能性もあり)から、当方の申立書の内容や裁判所が関心をもった事実等について質問があるので、それに回答する。主に子どもが生まれた後の養育状況や、連れ去られた際やその前後の状況や やりとりについて、細かい質問をされる可能性があるので、返答する。
  •  審理の進め方や当方の要望を裁判所にアピールする。迅速に審理を進めて子どもを早く取り戻して自ら育てていきたい旨を自分の言葉で裁判所にも訴える。
  •  次回裁判期日の設定

 当日@裁判所

 受付にて申立人と代理人出廷の記録をし、申立人の待合室で待機した。裁判所は午前10時からなのか、時間になるにつれ待合室は人でいっぱいになった。老若男女の色んな人がいた。女性+弁護士が多い印象を受けた。

一人、一人と名前を呼ばれては居なくなり、満室だった待合室も自分が呼ばれる頃にはガラガラになっていった。自分の名前が呼ばれ、10人位が入れる広めの部屋へ案内された。中に入ると男性2人が既に控えており、我々はその向かいに着席した。しばらくして、裁判官が入室した。皆一同に立ち上がり会釈をした。着席し、裁判官が自己紹介をする。続いて、先に入室していた男性2人、書記官と調査官の紹介をした。

裁判官が申立内容を読み上げ、間違いないかと確認を行った。引き続き裁判官より手続きの不手際についての謝罪が入った(参考:裁判所の管轄と移送)。基本的には事実関係の説明が行われただけで、反省の弁は論じられなかったと記憶している。それに対して私は、「管轄などの詳しい事情は一般人にはわからない。1週間という時間は、待つ身にはとても長く辛かった。今後はこの様な事が起こらないようにして欲しい。」と訴えた。

相手方の反論も出ていないため詳細な事実確認もしようがなく、次回期日までの間に調査報告書を挙げる体で、1週間後に調査官調査を行うこととなった。

次回は調査報告書と相手からの反対書面そろうので、それで審理しましょうと言う事なのだろう。当日は30分程度で閉廷となった。

弁護士の見解と今後の準備

 第1回期日を終えての弁護士の見解は、先方からよほど当方の養育能力に問題があるような反証がなされない限り、当方に子を引き渡すとの心証を抱いているように思えたとのこと。次回までに、給与明細(直近3ヶ月分)と警察への相談記録、保育園の日誌を準備し、必要に応じて準備書面に盛り込む事となった。

次回は約1ヶ月後、連れ去りから2ヶ月が経つ頃であった。

 

 

 

裁判所の管轄と移送

どこの裁判所へ申し立てるかは、実は大変重要な問題である。
今回この件でひと悶着あったので紹介します。

管轄

裁判所にも管轄がある。裁判を行う場所は、基本的に相手方の所在地となっている。よって、旦那の所在地なる裁判所へ申立を行った。しかし、今回私が申し立てた「子の引き渡し審判並びに保全処分」は、子が争いの争点となるため、子の所在地が問題となった。
最初に申し立てた旦那側の裁判所では、子が相手方の所在地へ移動して間もないため、元の所在地へ移送すべきとの連絡が書記官よりあった。

移送

移送とは、管轄間を移動させることである。
民事訴訟の移送理由としては、①管轄違い、②遅滞を避けるため、③当事者間の同意の上での移送などが挙げられる。
今回は勿論①の管轄違いと言う事なのだが、いづれの場合も問題点は、時間が掛かると言うところである。弁護士の話だと移送に1ヶ月ぐらい掛かることもあるとのこと。

裁判所がここでは受け取れないと言うのだから、仕方なく裁判所を変更して、申し立てし直す事になった。さて、また委任状を書き、戸籍抄本を取り直す。これで1週間の時間が過ぎて行った。

結局どっち?

準備も整い裁判所も近くなったしラッキーと思う事にして戦う気満々でいたが、またしても、これは相手方所在の裁判所へ移送すべきとの指示を頂いた。

なんじゃそりー!!
どっちなんじゃー(# ゚Д゚)!

結局、裁判所間での話し合いで、仕方ねぇなぁこっちでやってやるよという感じで、最初に申し立てた裁判所で取り扱うことになったようだった。また元の裁判所へ怒りの申入書と共に改めて申し立てを行った。

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まさか裁判する場所でこんなに揉めるとは。申入書のお陰かは分からないが、期日が早急に設定され、この1週間後が人生で初めての出廷となった。
弁護士を雇っておいて良かった、裁判所も御役所だなぁと身に染みた出来事でした。