ぽんたの日記

子の引き渡し審判、離婚裁判、面会交流調停などの裁判記録

弁護士を探す

弁護士など一般人には縁のない話である。どこで探すのかすら分からない。
当時は不安に駆られながらも必死で弁護士を探した。
簡単ではあるが、どうやって弁護士を探したか、以下に紹介する。

1. 法律相談の場

  • 各弁護士会
  • 役所での無料法律相談会
  • 法テラスでの無料相談会
  • インターネットを駆使して探す
  • 知り合いからの紹介

2. 相談料

相談料は、それぞれのホームページに明記されていることが多い。私の調べた限りでは、30分5000円、超過料金15分2500円が相場であった。
知り合いからの紹介が一番料金が不明ではないだろうか。私の場合は、紹介と言う事もあり相談料は無料だった。

3. 相談日までにしておくこと

相談時間は基本30分のため、予め相談内容を纏めておくとよい。
・自分と旦那の簡単な経歴と家族構成
・これまでの経緯
・養育の状況
・生活環境(保育園での様子など)
・現状と今後について
私は上記以外に子供を人質としている証拠のラインもプリントして持っていった。

4. 弁護士をどうやって決めたか

紹介で探せるなら、それが一番いいだろう。良心的な金額で引き受けて貰えるだろうし、下手な仕事はしないと思うからだ。一番身近なのは、職場の社長ではないだろうか。会社には顧問弁護士がいるので、そのつてで探せばどこかしらへ繋がると思われる。実際に私も社長のコネで紹介してもらったが、自分の意見が纏まっていなかったため、コテンパンにやられて撃沈し、苦い思い出となってしまった。依頼される方も依頼主に迷いがあれば戦えない。ぜひ、相談日までにしておくこと、をまとめ上げてから相談しに行って欲しい。私は、そのお陰で、必死に自分の意志を纏め上げ、次の相談で着任してもらえることとなった。

紹介された弁護士に撃沈した私は、弁護士会の相談会に予約した。土曜日の午前中に東弁、午後に二弁の相談予約を入れた。女性相談は曜日が決まっているため、土曜日にまとめたかったからだ。

自分に合う弁護士に巡り会えるのは奇跡に近いと思う。私の場合は、弁護士会の相談会で若手の熱血先生が、こりゃ事件だとばかりにそのまま乗り気になり引き受ける形となってしまった。紹介だとベテラン弁護士に巡り会えるが、相談会の先生は仕事探しで来る若手弁護士が多いのではないだろうか。この点は私も多いに気になった。弁護士は経験がものを言う仕事だからだ。しかも旦那の方は、知り合い伝手のベテラン先生を寄越してきた。
依頼してて思うのだが、弁護士は仕事をしているだけであり、それ以上でもそれ以下でもないと言う事である。夫婦間の問題は、男性弁護士では分かり合えない感情も多かった。結局、弁護士は法的な知識と交渉における引き際、そして裁判上の手続きに必要なだけで、大切なのは主体性であると割り切って考えると良いと思う。