ぽんたの日記

子の引き渡し審判、離婚裁判、面会交流調停などの裁判記録

自称イクメン

旦那は自称イクメンだった。

イクメンとは

イクメンプロジェクトによると、イクメンとは、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと、らしい。
イクメンがもっと多くなれば、妻である女性の生き方が、子どもたちの可能性が、家族のあり方が大きく変わっていくはず。そして社会全体も、もっと豊かに成長していくはずとのこと。

私のイクメンイメージは、仕事もしっかりして育児にも協力的な旦那を指す。毎日生活していく上で、お互いに協力し合うことで、育児の大変さが均等に分担出来れば、それに超したことはない。専業主夫イクメンと言うのかはよく分からないが、感覚的には旦那が専業主夫ならば、一家の大黒柱となる妻が育児協力者になるのではないだろうか。

それに引き換え、自称イクメンの旦那は協力し合うどころか、いちいち喧嘩を吹っ掛け、人の生活、人生の邪魔ばかりして協力し合えない、そんな人だった。

自称イクメン

特徴をまとめてみました。

1. イクメンであることを利用する。
自称イクメンは、イクメンであることを利用します。旦那も就活中にも関わらず、自分はイクメンだから育児休暇を取るし、時短勤務をする、などと言っていたらしい。そんなだから、勿論、就職は出来なかった。そもそも育児休暇は1年働かなければ取得出来ないし、まだ結婚すらしておらず、生まれてもいないのに、人事の方もさぞかし困っただろう。

2. 言い訳が多い
言い訳ばかりで実際は何もしない。

  • 洗濯をして欲しい→生地が痛むし、不経済だから、毎日洗う必要などない。
  • ご飯は作れないけどどうするの?→コンビニ弁当をお皿に移し変えれば良い。レトルトの方が栄養面で優れている。
  • 毎日掃除して欲しい→毎日汚れに触れていると耐性ができ、体が強くなる。
  • 窓を開けて換気して欲しい→砂が入って掃除しなきゃいけなくなるし、ゴキブリが入ってくるから嫌だ。
  • 仕事をして欲しい→日本人は働き過ぎとムヒカ大統領も言っている。奴隷の用に働きたくない。

3. やたらとジェンダーと言う単語を使う
そんな事言う前に、私より完璧に家事をして掃除をすればいいだけの事なのだが、そうしようとは考えずに働いて欲しいと訴える私に女尊男卑とうるさい。
ちなみに、生活保護になってでも子育てをしたいらしい。出来るものならやってみて欲しい。生活保護がおりなければ、ジェンダー差別だと息巻くのが目に見えるようだ。働くより子育てと言うことなのだろうが、なんとも計画性に欠けるとしか思えない。

4. 常に褒められたい、認められたい
連れ去りの時も、自分はガリッガリに痩せながらも一人で立派に子育てしたんだ、と自画自賛していた。そんなこと、連れ去られ母に言われても、殺意しか生まれない。突然母親から引き離された子供の身には、全くならないのである。というか、そんな思考にならないんだろうな。

まとめ

自称イクメンの旦那は、基本何もしたくないのだ。イクメンと言う言葉を巧みに利用し、働かないことに対して社会的な体裁をつくろっているだけなのである。本当に旦那が家事をしっかりこなせるのならば、自称イクメンでも何の問題もない。しかし、これまでも何もしてこなかったので、勿論、何も出来ない。家で何をしているのかと思えば、ダラダラと録画したテレビを見続けたり、ネットサーフィンしたり、音楽を聴いてはギター弾いたりしているのである。それを指摘すると、テレビを観るのに忙しいんだ、と屁理屈を述べる。生活力がないので、いちいちあれしてこれしてと指示を出さないと何も出来ない。しかも誉めないといじける。彼があやせば子供は泣くし、はっきり言って、邪魔なだけなのである。

こんな男性ばかりが増えるのなら、イクメンプロジェクトのイクメンの定義を変えて欲しいと切に願う。

皆さんも自称イクメンにはご注意ください。