ぽんたの日記

子の引き渡し審判、離婚裁判、面会交流調停などの裁判記録

旦那の焦り

連れ去りから1週間、弁護士が引き受けてくれた事により、着々と話が進み始めた。

相談した直後の週明けに、更に話を詳しく聞くために弁護士との面談が行われた。心配した実父と実母が田舎から出て来てくれて、弁護士に挨拶をし、一緒にこれからの裁判の流れを確認していた。詳しくは、「子供がつれさられたら」、を参照にされたし。
両親がこちらへ出てきている間は、一緒にホテルで過ごした。旦那が自宅へ来るのではとの恐怖心と1人戦かう日々だったので、とても安心して過ごせた。親とは誠に有難い存在であると実感した。

受任して直ぐに旦那へ「受任の連絡」が送付された。
任意の引き渡しの意向がなければ、裁判所へ監護者の指定と子の引き渡しの審判と保全処分を申し立てる旨の通知を行った。


私が代理人を立てたことで、焦った旦那から連絡が入った。

~ラインでのやりとり(原文ママ)~
旦那 : 日曜なのに◯◯ちゃんに会いたくないの?
(子供の動画の添付あり)

私 : 会いたいよ

旦那 : それだけ?
会いたいけど、わざわざ会いに行くほどでもない?
競馬場に行く方がいい?

私 : 会いたいです。
会うために頑張ってます。

旦那 : じゃあ会いに来たら?
◯◯ちゃんのオモチャ持ってきてくれたら喜びます。

少し時間が空いて
旦那 : 日曜なのにママ会いにきてくれないなんて◯◯ちゃん可哀想
必要な荷物だけ取りに行くわ
(この時、既に旦那が私の自宅にいることを監視カメラで確認している)

私 : 何が必要?
持っていくか、送ります。

旦那 : 子供に会いたいでしょう?
向かってます。

私 : 今はいません。
何時ごろになりますか?

何の用ですか?
◯◯ちゃんには、私から会いに行きますから。
ここへは来ないでください
~~~~~

この時、私は兄妹と一緒におり、今後の資金調達のために使ってない車の売却を検討している最中だった。
私の了承無しに部屋へ来ないでくれと通達したばかりなのに、その通達は意図も簡単に無視された。
自宅に私が居ないと分かると、今度は電話を掛けてきた。監視カメラでその様子を視ていた私は、パニックに陥り、手がぶるぶる震え、動悸と吐き気がしていた。家に居ないからと説明すると、「何処にいるんだ。そこへ向かうから。」と、執拗に会うことを求めてきた。
どこまでもしつこく追いかけてくる旦那は、恐怖でしかなかった。放っておくと、1日100通のメールが入ったり、一晩中家の前に籠城したりする人なのである。
困り果て弁護士に電話で相談した。旦那の自宅で兄妹も一緒で子供に会うだけなら、と言う事で旦那に応じることにした。
このやり取りの間も、ずっと旦那の行動を監視カメラで確認していたが、挑発的なラインで私を誘き寄せようとする思惑とは反対に、居場所を確認する私の問いかけを上手くかわす旦那の器用さに、卑怯さとズル賢さを感じていた。

そして旦那の自宅へ向かった。
子供と暫く遊んで帰りかけた時、旦那が子供の住民票を移してくれと言い始めた。
「子供に会うだけの約束だったじゃないか。交渉は代理人を通してくれ。」、と断る私に、旦那は全くお構い無しで、「明日一緒に区役所へ行って貰う。」、と腕を掴んで離さなかった。
こうなると、もう恐怖は最大級である。
何故か旦那の父親と話してくれと電話を渡されたが、拒否して逃げ回った。
見兼ねた兄妹が私を車まで逃がしてくれて、旦那をなだめてくれた。暫く押し問答が続いたが、渋々旦那が諦め、自宅に戻れる事となった。

裁判沙汰になる前に実力行使してでも子供を自分のもとへ取り込みたかったのだろう。
この事件により旦那への恐怖心はマックスに達した。