ぽんたの日記

子の引き渡し審判、離婚裁判、面会交流調停などの裁判記録

調査官調査

第1回期日の1週間後に調査官による家庭訪問が行われた。訪問前までは、精神的に不安定になるので、おもちゃやバウンサーなど子供の物を目の届かない所へ仕舞ってあったが、訪問日の前日に連れ去り前の状態に戻した。掃除も年末の大掃除くらいの丁寧さで行った。訪問は午後からのため、仕事は午後休をいただいていた。

調査内容

訪問時間は14時30分から16時までの1時間30分、裁判所で紹介された年配の男性調査官1人での訪問だった。部屋に通して家の中を順に説明した。間取りや家具の配置、部屋の使い方など詳細に確認され、これまでの経緯などを質問形式で確認していった。以下に聞かれた内容を列記した。

  • これまでの経緯
  • これまでの養育状況
  • 一日の流れ
  • 保育園について
  • お互いの仕事について:勤務場所や勤務時間など
  • 家族構成:協力者など確認
  • 旦那の家について:子どもを連れて行ったことがあるかなど
  • 考えられる旦那からの反論:子どもを戻さない理由
  • 今後について

上記以外にも旦那の愚痴や世間話などざっくばらんにしたと思う。用意したお茶やお茶菓子は、職務中とのことて丁重に断られた。持ち込まれる案件は、虐待されている場合が多く、今回の様な案件は珍しいとの話だった。旦那が連れ去りの際に母子手帳を持って行ったことに関心されていたことが強く記憶に残っている。

今回は保全処分の件での調査で、今のところは旦那の方への訪問予定はなく、今後裁判官の判断次第で旦那の家や保育園への調査も行う可能性もあるとのお話だった。調査官の方は、淡々としており、中立の立場で分析している感じをヒシヒシと受けた。

この訪問から1週間程度で調査報告書が届くが、他人にプライベートを分析されるのは嫌なものであった。